迫り来る津波!周りに高台がない!そんな事態に対応した避難場所づくりが始まる。

突然の地震後の津波警報。
高台に避難して下さい、といわれても…周りを見渡しても高台がない!
東日本大震災を教訓に、そんな地域を中心に津波避難場所の試案が始まっている。

しかし、そのために新しい避難ビルやタワーなどを造るには、土地の確保に時間やコストがかかり、何カ所も造るのは困難。
そこで、考えられているのが『スーパー歩道橋』。
これから新しく造られる歩道橋にはもちろん、既存の歩道橋にも強度を確かめて避難ステージを増設するというものだ。
歩道橋の階段を上りきった所やさらに階段を上った所に、大勢の人が避難できるような広場をプラスする。

環境・防災設備の設計、製作を手掛けるフジワラ産業は、車いすが通ることができるスロープや非常品備蓄センターとヘリポートまで備えた『拡張機能付き避難ステージ兼用歩道橋』も地元のニーズに合わせて実現を目指すそうだ。

何やらスゴイことがはじまりそうだが、大勢の避難者が一か所に押し寄せることになれば大惨事につながってしまう可能性も注意したい。
十数年前、花火大会の終了後に大勢の人が一つの歩道橋に押し寄せ死者11名と重軽傷者200名以上を出す事態となった明石市の歩道橋圧死事件を思い出す。
避難者が集中しないよう、ほど良い間隔に設置するなどの対策が必要かもしれない。
また、30〜40mを超える充分な高さを確保する必要もある。

ほかに、広島県の造船関連メーカー常石鉄工が『水に浮かぶシェルター』を開発している。
津波に襲われた際に海面に浮かび、最大100~300人が避難できる鋼鉄製シェルターだ。
サイズは設置場所に合わせて変更可能で、食料や防災用品の備蓄もできる。

ちなみに、山の近くには『山に横穴を掘るシェルター』も試験中らしい。
山を真横と真上から掘り、穴を直角につなげる。
横穴は、100人程避難でき、バリアフリーで、重厚な扉を閉めれば津波は入ってこないようになっている。縦穴には、食料などを備蓄し、必要な時に下ろすそうだ。

いずれにしても、安全第一。
それと、数百人が長時間避難することを想定しているなら、どのメーカーさんもトイレの確保も忘れないで欲しいものだ。

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110508_100__MG_2734 Photo By oda.shinsuke

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