いつ起きてもおかしくない?!「アウターライズ地震」の恐怖!

12月7日、宮城県三陸沖を震源とし、東北から関東にかけて、長く強い地震(M7.4)があったことは記憶に新しい。
その後、三陸地方に到達した津波は、東日本大震災を思い起こさせた。
気象庁はこの地震を、日本列島から見て日本海溝の外側の海底地形が盛り上がる「アウターライズ(海溝外縁部)地震」と発表。
また、今後も最大震度4程度の余震が発生する可能性があるとして、警戒を呼びかけた。

アウターライズ地震とは、境界面より外洋で起こるプレート内部の“正断層”(左右に引っ張られて断層が縦にずれ落ちる)地震で、震源が陸地から離れているため、本震に比べて断層のずれる角度が垂直に近いので、海底が大きく上下し、大津波を引き起こす恐れがある。
今回、NHKが地震発生時に強い口調で避難、警戒を呼びかけた理由がこれだ。

日本列島は、東日本大震災の巨大地震によって太平洋プレートが陸の下に大きく沈み込んだため、日本海溝東側の地殻は東西に引っ張られアウターライズ地震が起きやすい状態になっている。
専門家の中でも、アウターライズ地震の発生を危惧する声が起きていた。
東北大学災害科学国際研究所の遠田教授は「昨年3月11日の本震の約40分後に日本海溝から沖合100キロで起きたM7.5の地震と今回の地震もアウターライズ地震。この地震が発生しやすい状況は継続しているので、数年後、数十年後に今回を超える地震が起きてもおかしくはありません」とはなす。

つまり、もっと大きな余震、M8級のアウターライズ地震がいつ起きてもおかしくないというのだ。

また、アウターライズ地震は、本震とペアをなすケースが多く、典型的なアウターライズ地震とされる昭和三陸地震(M8.1、1933年)は、三陸海岸沿いを中心に大津波が襲い、死者・行方不明者合わせて3000人以上の被害が出た。
これは、本震の明治三陸地震(M8.5、1896年)からかなりの時間が経過してのこと。

長期的に警戒をし続けるのは、かなり辛い状態だが、認識をしておくのは大事だろう。
沿岸部に住む皆さんは、さほど大きい揺れを感じなくとも、地震発生時には警戒をした方が良さそうだ。

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Rush Hour Photo By MSVG

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