日本初!秋田で新エネルギー「シェールオイル」採掘に成功!

資源開発大手の石油資源開発(JAPEX)は、秋田県由利本荘市の「鮎川油ガス田」で進めていた試掘作業で、地中深くの岩盤に閉じ込められている原油「シェールオイル」の採取に成功したことを明らかにした。
新たな資源として注目されている「シェールオイル」の採取に国内で成功したのは初めて。

「シェールオイル」は地中深くにある硬い岩盤の層に含まれる原油の一種。
一般的な原油は地表に噴出するが、「シェールオイル」は硬い岩盤に含まれるため、採取が容易ではなく採算性の問題などから日本国内では採掘されていなかった。同社は、原油価格の高騰で採掘コストも見合うようになり、採算のめどが立ったことから、採取技術を確立するため実証試験を始めたそうだ。

実証試験では、地中約1800メートルのシェール層に塩酸などをポンプで送り込み、シェール層の間の石灰石などを溶かして隙間をつくる作業を実施。
窒素を注入してその隙間から酸を取り出すとともに、「シェールオイル」を吹き出させて採取。
その後、採取した液体を遠心分離器で分離し、原油が確認されたという。

油田といえば、原油がどんどん湧き出てくる感じのイメージだが、結構な手間をかけて採取しているようだ。
それでも「採算のめどが立つ」というのだから、原油価格の高騰は深刻だ。

ちなみに、地層に塩酸なんか流し込んで悪影響なんてないの?と思う人もいるだろう。同社は、酸を流し込んだ地層に地下水脈はないため外部に漏れ出すことはなく、酸も回収し産業廃棄物として処理するため、環境上の問題はないとしているそうだ。

「シェールオイル」の埋蔵量は、鮎川油ガス田と隣接する油ガス田を合わせて計約500万バレルと推定。
500万バレルってどれくらかというと、日本の約1日の石油消費量に値するという。
たった1日分しか無いのか。と考えてしまったらそれまでだが、東京電力福島第1原発事故を受けエネルギーの分散化が求められており、まだ未開拓の資源開発に弾みとなる可能性があるとしている。

秋田県全体では国内での年間石油消費量の1割弱にあたる1億バレルに上る可能性があるとみられており、今後は原油を採取できる量や速度を分析した上で、実際に採算が取れる形で「シェールオイル」の生産が可能かどうか検討するとしている。

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