自転車にナンバープレートが付く!?東京都の懇談会が提言

自転車による事故が年々増加している。
平成23年は、交通事故全体に占める、自転車が関係した事故の割合が37%と過去10年で最高となった。
そんな中、有識者らでつくる東京都自転車対策懇談会は、自転車の安全利用や放置対策として「ナンバープレート制」や「デポジット(預かり金)制」の導入を積極的に検討すべきだとする提言をまとめた。東京都はこれを受けて制度化の検討に入るという。

ナンバープレート制については「ナンバーを取り付け周囲から識別できるようにすることで、ルールの順守やマナーの向上を図ることができる」と効果を強調。

デポジット制は、自転車の持ち主になったときに一定金額を支払ってもらい、手放す際に戻す仕組み。
東京都では放置自転車として撤去された場合、返してもらうのに負担金約3千円がかかるそうだ。
これに対して値段が1万円を切る新車も多く「安易な放置が助長されている」として、デポジット制は自転車の価値を高めるのに効果的と話している。
東京都自転車対策懇談会の座長は「自転車を使う人より迷惑している人の方が多い。問題を先送りせず、必ず解決してほしい」と述べている。

また、埼玉県の浦和学院高校では2011年9月から独自の「自転車運転免許制度」を導入した。浦和学院高校は全校生徒約2400人のマンモス校。
その中で、約1000人もの生徒が自転車通学をしている。
平成22年度に生徒の自転車による交通事故が約30件あったことを重く受け止め、
県警と浦和東署に相談。全国の高校で初めてとなる「自転車講習検定試験」を実施した。

筆記試験と実技試験に合格し、講習会を受講すると免許証が交付され、自転車通学が許可される。
12の違反項目(2人乗り3点、免許証不携帯1点など)があり、減点が10点を超えると通学方法の変更を求められるという。
23年度は事故が全体で21件に減るなど、確実に効果を発揮しているそうだ。

最近の自転車による事故、マナー悪化、放置自転車問題を改善するため、自転車にも免許が必要になり、違反をしたら減点や罰金がとられる時代が来るかもしれない。
無事故・無違反ならゴールド免許になり、より駅に近い駐輪場に優先的にとめられたりするような特典もあってもよさそうだ。

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淺草 Photo By flyone

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  • 浩史 戸谷

    デポジットも免許も、警察業務が増える。そういう魂胆だ。自転車事故が増えたという統計について、詳しく調べると、群馬県や地方では際立って増えていない。

    群馬県では毎月 15 日が、自転車マナーアップデーとして危険運転減少に取りくまれてきた。増えてきたのは、京都府や東京都など、啓発活動を充実させてこなかった地域だ。

    今年に入って、群馬県前橋市の死者数十人のうち、六人が歩行中、残りが、二輪または自転車となっていて、ほとんどの相手が 「乗用車」 だ。プレートも免許も、自転車乗車中に一切見えない。形骸化することが事前に分かっている対策を考えるより、自動車の衝突防止装置などを義務化させるほうが先決だ。

    もちろん、自転車運転者自身が、我が身を守り、子を守り、歩行者を守るという確認運転と危機管理が重要だ。