全米で2000万部!「ハリポタ」全7部をアッという間に抜き去ったハードエロ小説とは?

米英で爆発的にヒットしている官能小説「Fifty Shades of Grey(原題)」が、アマゾンの英国版で、「ハリー・ポッター」シリーズ全7部の売上部数を抜いたという。最初はオーストラリアの小規模電子出版サイトから刊行したそうだが、瞬く間にベストセラーとなった。

一躍時の人となった作者は、ロンドン在住の主婦E・L・ジェームズさんだ。
この官能小説「Fifty Shades of Grey」は、大学で英文学を専攻する純情な女子大生アナスタシアが、裕福な起業家グレイにひかれてSMの世界に引き込まれていく様子を描いた小説。

なんで裕福な起業家にひかれた純情女子大生アナスタシアがSMの世界にどっぷりハマっていくのだろう?

なるほど、お金持ち階級の遊びといえば、仮面舞踏会。
薄暗い舞踏会場の隅には、鍵のかかった重厚な扉。その先に…三角木馬。

と、いう内容なのかは分からないが、昨年発表され爆発的なヒットを続けており、アマゾン英国版では電子版と印刷版を合わせ、今年3月以降だけで400万部以上を売り上げているという。
世界中で、30代以上のご婦人方に大人気であることから、「マミーポルノ」(ママ向けのポルノ小説)と呼ばれてヒットを続けている。
しかも、もう続編の「Fifty Shades Freed」が出版されているようで、両方合わせると、全米で2000万部を超えているそうだ。
売上げの比率は、電子書籍版が半分、紙のバージョンが半分くらいだという。
激しくハードエロな内容なため、ご婦人方が「恥ずかしくてとても本屋でなんて買えないわ」と電子版を買っているそうだ。
イギリスでは端末の購入が増え、電子書籍業界の売上げアップの起爆剤になっているという。
この本を買ったことをきっかけに、他のエロ電子書籍を購入する読者が増えているというわけだ。

うーん。やっぱりと言うか、分かっていたことだが、
かつての「ビデオデッキ」のように普及のカギはやっぱり「エロ」なのか?

「エロ」が切り開く電子書籍の未来。
なんだかちょっと寂しくなるのは私だけか?

■関連リンク
Fifty Shades of Grey
・Fifty Shades Trilogy: Fifty Shades of Grey, Fifty Shades Darker, Fifty Shades Freed 3-volume Boxed Set

JY_11.jpg Photo By Blacren

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