また生まれた!和歌山でパンダの赤ちゃんがどんどん生まれる秘密とは?

和歌山の「アドベンチャーワールド」は、メスのジャイアントパンダ「良浜(ラウヒン)」(11歳)が双子の赤ちゃんを出産したと発表した。1頭は残念ながら死産だったという。
アドベンチャーワールドでパンダが生まれるのは今回で13頭目。一部は中国に移されているが、施設で飼育するパンダは9頭となり、国内最多を更新した。

実はこの「アドベンチャーワールド」でパンダの赤ちゃんがどんどん繁殖するのにはヒミツがある。
ニュースなどでは、生んだ母親パンダのことを紹介することがほとんどだが、「アドベンチャーワールド」にはパンダ界でワールドクラスの繁殖能力を持つ「永明(えいめい)」(19歳)という極めて繁殖力が高いオスがいるのだ!
永明は、「アドベンチャーワールド」で生まれたパンダ13頭のうち、なんと11頭の父親。

以前の記事(和歌山「アドベンチャーワールド」の「オスパンダ」はアレもワールドクラスだ!)でも紹介したが、パンダの発情期は1年に1回で、それも約2週間程度と言われている。これはオスの場合で、メスはさらに短く、わずか1日〜3日。この極めて短いチャンスをビシビシとモノにしている凄すぎる絶倫パンダだ。

その能力は世界屈指。「パンダ繁殖オリンピックがあれば間違いなくメダル争いを繰り広げる」ほどの実力という。
また、飼育員の話によると「交尾になると攻撃的にメスに仕掛けるオスもいるが、永明はとにかく優しい」そうだ。永明は女心を心得ているのだ!

ヒミツは他にもある。
「アドベンチャーワールド」では、パンダの繁殖に関するチェックを非常に細かく行っているという。
そこに過去の成功事例があるため、「こういう時はこうしたらいい」という「経験」としての情報も蓄積されている。飼育員達の日々の努力が「アドベンチャーワールド」の成功につながっているのだ。

今回の赤ちゃん誕生について飼育担当者は、「これまでの経験を踏まえつつ、謙虚な気持ちで、良浜のサポートをしていきたい」と語っている。 成功に満足せず、あくまで謙虚に。まさに「プロフェッショナル」だ。

しかし、上野動物園でパンダが誕生すると各メディアが、朝から晩までパンダパンダと大騒ぎになったが、和歌山「アドベンチャーワールド」で誕生してもサラッと放送するだけ。和歌山だとこの程度なのだろうか?
担当者は、「良くも悪くもパンダ誕生に慣れてしまって、今回も周辺地域の反響なんてほとんどない」とのこと。
それはあまりにも気の毒だ…。

上野動物園で赤ちゃんパンダを見ることができずに残念だった首都圏在住のみなさま。残りの夏休みはパンダを見に、いや「永明」を見に、いやいや「プロフェッショナルな飼育員の方々」を見に「アドベンチャーワールド」に行ってみよう!
羽田空港から飛行機で70分。南紀白浜空港に着いたらバスで5分だ。
そこには「ここは中国か?」と思ってしまうほどの9頭ものかわいいパンダ達が来園者を楽しませている。

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Adventure World, Shirahama, Japan Photo By pelican

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