部屋に電気は絶対必要でしょ?でもトイレがなくても許してくれる? byノダヨシヒコ

原子力発電所の原子炉の数が2010年の時点で1番多いのは、アメリカ104基、次いでフランス59基、その次に日本54基。
こんなに狭い島国なのに…その多さに驚かされた。

原子力発電は、『核分裂』も『核融合』もCO2を排出しない。
地球には重水素などの発電に必要な原料が豊富で、この先何千年も使用可能と推測されており、原子力は有効なエネルギーと期待されていた。

しかし今では、原子力発電所はトイレのないマンションとしても知られるようになった。
使用済み燃料棒(放射性廃棄物)の最終的な行き場所が決まっていないままなのだ。

使用済み燃料棒は、こんな道をたどるそうだ。
1.原子力発電所内の貯蔵プールで冷却
(中間貯蔵施設では、発電所では保管しきれない使用済み燃料を(冷却しながら)保管)
2.再処理工場で再処理
3.高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターで保管
4.地層処分計画(高レベル放射性廃棄物処理施設)
⇒ 立地は未定(火山、断層がないことが条件)

使用済み燃料棒はいわば燃えかすだが、その処分のためにこれだけの工程(再処理は除く)が必要らしい。発電のためではなく、ゴミの始末のために、中間貯蔵施設、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、地層処分場などの施設が必要で、さらにそこでは、常に放射能汚染、被ばくの危険がつきまとう。
再稼働にしても、こうした廃棄物処理にしても、問題が山積みな原子力発電だ…。

crushed toilet Photo By motoshi ohmori

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