相次ぐイワシの大量死は大地震の前兆なのか!?イワシの高度な予知能力とは?

2011年3月の震災以降「スゴモリ」の人気ランキングでも常に上位だった「メキシコの海岸にイワシの大群が押し寄せる、地震との関連の声上がる」との記事が、現在トップとなっている。
ここ最近、千葉県と神奈川県の海岸に、尋常でない数のイワシの死骸が大量に打ち上げられた。マグニチュード7~8級の地震がいつ起きてもおかしくないと懸念されているだけに、地元住民から心配の声が上がっている。

魚の異変と地震の発生には何かつながりがあるのだろうか。
元東大名誉教授の友田好文氏が行っていた研究によると、イワシの豊漁期の地震活動は、不漁期に比べて2~3倍も多いという。
「イワシやアジは、地震予知センサーより、非常に高感度のセンサーを持っており、予知の素質がある。地震による活断層などで海底の物質が溶け込み、海水の成分が変化すると、敏感に反応するためではないか」とのこと。

一方で、千葉県の水産総合研究センターの担当者はこれらの意見に、「どうでしょうかね」と首をひねる。
以前にも房総の漁港で大量のイワシの死骸が上がったが、甚大な被害をもたらすような地震は直後に起こらなかったと説明する。神奈川県水産技術センターに聞いても、同じような反応だったらしい。

2011年3月11日に発生した東日本大震災の直前の3月9日、太平洋をはさんで米ロサンゼルス南部のヨットハーバーでは、イワシの死骸が数百万匹の単位で浮いているのが見つかったと報じらている。今回も、千葉県と神奈川県の海岸に打ち上げられた死骸は、イワシだけでほかの魚の死骸は見当たらなかったという。

大地震とイワシの異常行動との間に因果関係は証明されていない。
大地震の前兆なのか?それとも、他の魚に追われて、逃げ場を失った結果岩場に入り込み、「大量死」につながっただけなのか?
日本の岩手県の三陸地方に「イワシが増えると地震が起きる」といった言い伝えもあり、心配は尽きない。

■関連リンク
・メキシコの海岸にイワシの大群が押し寄せる、地震との関連の声上がる | スゴモリ
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sardines / PhotoBy TANAKA Juuyoh

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  • NY

    たしか東日本大震災の前日あたりに、アメリカで大量のイワシの死骸が上がったと覚えていますが、やはり関係あるのかな?これを書いた時点ではイラン・イラクに大地震M7.8が起きました。 震源の離れた場所にイワシの死骸が上がるのを調べてみたらよいのではないかと感じる・・・