カカオから抽出される「テオブロミン」にダイエット効果

テオブロミンは1878年に初めてカカオの種子より分離に成功され、エミール・フィッシャーによってその後人工的な合成法が確立された。メチルキサンチンの一種で、テオフィリンやカフェインと似た構造を持つ。

テオブロミンという名前は、ギリシア語で神の(theo)食べ物(broma)という意味を持ち、カカオの学名Theobromaに由来する。そのことからもわかるようにカカオに最も多く含まれ、チョコレートやココアの苦味はテオブロミンによるものである。

一般的には動脈硬化症、狭心症、高血圧など循環器系の疾患の治療に用いられたり、最近では血管拡張薬、中枢神経刺激薬、利尿薬としても利用されている。 さらに癌の抑制剤としての利用も期待されている。

ダイエット効果としては、血管をひろげ血流量を増やすことで基礎代謝率を高め体温をあげることでエネルギー消費率を高める作用がある。 さらに脳内物質のセロトニンに働きかけて、食欲をおさえリラックスさせる作用もある。

また、カカオ豆から抽出した天然物質として多くの人がチョコレートとしてずっと食べてきた歴史もあり安全性は高いといえる。動物実験でもその安全性は確認されている。

米国では近年、ダイエット薬として隆盛を極めた「エフェドラ」(中国原産のハーブが原料)が販売禁止に追い込まれたいま、それに変わるダイエット薬として「カフェイン」や「カテキン」と並び、ポスト・エフェドラの次世代最有力候補として最も期待されているひとつなのである。 サプリメントとしての利用はもとより、スナックバー、プロテインパウダー、飲料といった機能性食品への採用が広がっている。

日本では、今回紹介する「スリムショコラ」のようにダイエット薬として利用されている。一度お試しされたし。

cornish blue hot chocolate
Photo by chatirygirl

【関連リンク】
食事制限・運動いらずのダイエットココア「トロワヴォージュ スリムショコラ」

■関連リンク
・米研究チームが究明した太る原因をも凌ぐダイエット薬 | スゴモリ
・アメリカ人の90%は実は肥満 | スゴモリ
・思い出したくない記憶だけを消す – 仏・ボルドー大学 | スゴモリ

Bookmark and Share

関連プロダクトクラウド