今、話題の水中きのこ


だいぶ昔に「水中花」という、作り物の花を水槽などに入れて飾るのが流行ったが、この「水中きのこ」は、作り物ではない、実際に生きたものである。

それはアメリカのオレゴン州南部のローグ川で、2010年に新種登録されたナヨタケの一種(Psathyrella aquatica)で、川の水の中で生え、育つという。

水中にカビがいることは確認されているが、きのこの子実体を作るものは初めて発見された。このきのこは、上流の冷たく澄んだ流れを好むという。

この発見は、「Top 10 New Species of 2010」(2010年の新種トップ10)に選ばれている。

それにしても、きのこの傘は雨から胞子を守る、文字通りの傘代わりに使われるとされるものなのに、このきのこにとって、傘は何の意味があるのだろう?本当に、きのこはまったく謎が尽きない。

(堀博美/きのこライター 「きのこる キノコLOVE111」(山と渓谷社)執筆 http://spore.sblo.jp/)
Photo : courtesy Robert Coffan, Southern Oregon University

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