オープンアクセス誌Scientific Reportsが創刊される

It's not all tomfoolery.

ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)は、新しい電子ジャーナルScientific Reportsを創刊することを発表した。

Scientific Reportsは、査読を経た論文を掲載するオープンアクセス誌で、自然科学に関する研究を対象としている。

従来の論文誌では、購読が有料であるものが多かったがScientific Reportsでは論文の投稿者から原稿受理料をもらうため、無料である。無料の論文誌は他にComputing Research Repositoryなどがあるが、これは投稿された論文の審査がない。

クリエイティブ・コモンズCEOであるCathy Casserly氏は、論文の審査基準を重要性ではなく、独創性で判断するという。なお、自然科学(生物学、化学、物理学、地球科学)のあらゆる領域を対象としている。

この論文誌の特徴を公式サイトでは以下のように説明し、最初の論文は2011年夏に発表される予定だという。

Scientific Reportsの主な特長:
速い — 迅速な審査と出版
厳しい — 1人以上の学者による査読(ピアレビュー)
オープン — 論文はすべての読者に無料で公開され、著者が著作権を保有
目立つ — ブラウジング・検索機能の充実により、論文の認知度が確実に向上
相互リンク — nature.comに掲載されている関連論文との相互リンクを設定
グローバル — nature.comで管理され、全世界のメディアで報道されるチャンス

(櫻井博光)
Creative Commons License photo credit: M i x y

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