母乳を出す牛が誕生、サンマルティン大学

アルゼンチンの研究所が世界初のトランスジェニック牛を誕生させたと発表した。

トランスジェニックとは他の特定の遺伝子を人口的に組み込むことだが、この研究所は牛にヒトの遺伝子を組み込んで、母乳と同じものをつくりだせるようにした。

6/9に、アルゼンチンのNational Institute of Agrobusiness Technologyは「Rosita ISAと名付けたこのクローン牛は人間の遺伝子を組み込まれた世界初の牛であり、彼女に組み込まれた遺伝子は人の母乳に含まれているタンパク質を生産できる」と声明を発表した。

Rosita ISAは4/6に帝王切開の末誕生した、というのも彼女は生まれながらにして45kgもあり、一般的なジャージー種の乳牛の2倍もの体重があったからだという。また、この牛はすでに大人として母乳に似た乳をつくれるという。.

「私たちの今後の目的はさらに2つの人間の遺伝子と、ラクトフェリンとリゾチーム(※どちらも母乳に含まれていて、乳児にとって大切なタンパク質)を加えて、生乳の栄養価をさらにあげることだ。」とAdrian Mutto氏は記者会見で語った。ちなみにこのクローンはアルゼンチンの研究所とサンマルティン大学の共同研究である。

世界では母乳が不足しているところも多く、16日にも中国で似たような発表があったことは記憶に新しい。

(櫻井博光)
Photo;;AFP

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