洗剤で落ちた汚れが再び衣服に付いてしまわないのはどうして?

29-06-10 Chasing The Dream No I Never Pick Up The Pen

Q:洗剤で落ちた汚れが再び衣服に付いてしまわないのはどうして?

A:洗剤に含まれる界面活性剤が汚れと衣服がくっつきにくい状態にするからです

洗剤を使うと汚れがよく落ちる…というのは当然の話ですが、流水で洗っているのならともかく、水を貯めて洗う洗濯機の中で落ちた汚れが再び衣服に付いてしまわないのはどうしてなのでしょうか?

洗剤には界面活性剤というものが含まれています。界面活性剤は棒のような形をしていて、片方の端が水と結びつきやすく、もう片方の端は油と結びつきやすくなっています。

油と水や衣服との境目を「界面」と言い、油が油だけで集まろうとする力を界面張力と言いますが、界面活性剤が油汚れと結びつくと界面張力が弱まり、油汚れは衣服から引き離されます。同時に界面活性剤の水と結びつきやすい側が外を向く形となり、油汚れは衣服とくっつきにくい状態となるのです。

こうして、衣服にくっつくことができなくなった油汚れは水の中を漂い、脱水やすすぎの時に流れていってしまうというわけです。

Creative Commons License photo credit: Βethan

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