福島第1原発事故、山菜から放射性物質が検出

山菜や野生のきのこの安全性に関しては、前に記事に書いたが、山菜について、具体的なデータが発表されたので紹介したい。
厚労省は5月1日、福島県いわき市産のタケノコと、福島市産の山菜のクサソテツ(コゴミ)から、暫定規制値を超える放射性物質が検出されたと発表した。
タケノコは4月27日採取で、規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウム650ベクレルを検出。クサソテツは同28日採取で、同セシウム770ベクレルが検出された。
いずれもこれまで規制値を超えたことがなく、出荷制限されていないが、同県が出荷自粛を要請するという。
コゴミは非常になじみのある山菜で、年に一度の味覚である。それに故にたいへん残念なニュースである。また、特にほとんどの部分が土の中にあるタケノコ(地上にしっかり頭を出したタケノコは、固くて食用には向かない)から、高濃度の放射性物質が検出されたことは、汚染が土壌の中にも広がっていることを意味するので、問題であろう。
(堀博美/きのこライター 「きのこる キノコLOVE111」(山と渓谷社)執筆 http://spore.sblo.jp/)
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