自分の死について考えている人ほどチャリティーに寄付をする傾向がある – エセックス大学

[twenty] HELP US!

寄付行動に関する研究をエセックス大学の研究者が行い、自身の死を考えている人ほど他者を気遣い、それが寄付行動に繋がることを明らかにした。
エセックス大学の博士課程の女子学生と、彼女のアドバイザー教員はイギリス市内にて90人に対して調査を行った。

あるグループには、死についての一般的な質問に答えるように頼んだ。例えば「死をどう考えているか」、「死ぬなら何が起きて死ぬか」といったモノだ。そして他のグループには、アパート火災で死ぬことを想像するように頼んだ。そして、「その状況にどう対処するか」、「どのように家族は反応するか」といった4つの質問をした。死について考えてもらうグループと結果を比較する為の対象グループには、歯の痛みについて考えさせられる質問をした。

次に、このグループのメンバーに対して、BBCの献血に関する記事を読ませた。

ひとつは「献血量は過去最高であり、必要性は低い」という旨の記事。もうひとつは逆の「献血量が過去最低であり、必要性が高い」という旨の記事だ。
その後、献血を行なう考えのある人は献血登録を行なうことを保証するパンフレットを取らなければいけないという話をし、どう行動するか観察した。

結果、抽象的に死を考えた人々は、献血不足の記事によって動機付けされ、記事を読んだ場合によりパンフレットを取る傾向にあった。しかし、彼らがどの記事を読むかに関係なく、彼ら自身の死について考えた人々はパンフレットを取る傾向にあった。

血を他者に提供したいという意思の強さは、献血がどれくらい必要とされているかということには関係が無かったのだ。研究者はこの結果について「死は、非常に強力な動機付けだ」と語った。

東日本大震災が発生し、多くの団体が義援金活動を行っている。このこうした寄付活動については、自分の行える範囲で協力するのが望ましい。一方で、ビジネスに絡めた義援金詐欺といったものも散見されるようになった。寄付を行おうと考えている人は、寄付金が明確に必要としている人に届けられる、信頼できる機関へと寄付を行おう。(義援金活動に参加できる、被災地への支援を行うインターネットサービス一覧 | スゴモリ

Creative Commons License photo credit: Sabrina C. Photography

■関連リンク
遺伝子が悪人の成りにくさに関係している可能性 | スゴモリ
膨大な数の温かい応援メッセージが国内外から寄せられる | スゴモリ
賢い人ほど長生きする-ミツバチを用いた研究によってフォローされる | スゴモリ
韓国にクリック募金で報復する2ちゃんねらー | スゴモリ
不老不死はすでに我々が完成している!! ベニクラゲだァ————!!! | スゴモリ

Bookmark and Share

関連プロダクトクラウド