恐竜の再絶滅、資料の50%以上は間違えて登録されている – ブリストル大学

Dinos

古生物学の考え方によって存在していたとされる恐竜が消えるかもしれない。
恐竜の専門家John Horner氏(モンタナ州立大学の古生物学者)率いる人々が、現在本に記録されているもので少なくとも50ほどの恐竜が間違って認識されているのではないかと疑っている。


ナノティラヌス

Horner氏はナノティラヌスという恐竜の現在残っている化石というのは実は若いころのティラノサウルスレックスではないかという疑いをかけている。最近、DiscoverNewsによってティラノサウルスの赤ちゃんと親との間に驚くべき違いがあることを報告した。子供のティラノサウルスは大人とは違った見方や振る舞いをするので、古生物学者が初めに目にした恐竜をまったく新種のものだと考える人がいるのも不思議なことではないのだ。

これと同じようにドラコレックス(は虫類型の恐竜)も実はパキケファロサウルス(石頭恐竜)の可能性があるといわれている。 

ドラコレックス

ブリストル大学の古生物学者であるMichael J. Benton氏は全種類の恐竜の51.7パーセントが間違って分類されていると言う。「これは恐ろしい数字で半分以上の種類の恐竜が誤って名前を付けられていることを意味している」と言った。

Horner氏は「新たな」恐竜が発見され、2週間ごとに一つの割合で名前が付けられていると言い加えた。おそらく何千もの恐竜が重複して今でも記録されているのだ。

2匹の恐竜を名付けたHorner氏は古生物学者が化石を特定するとき、UFR(Unified Frame of Reference)で厳格に定められた一連の過程に従うべきだと提案している。UFRは過去にできなかった技術を使って、化石の微細な分析を考慮するようにしている。またどこで見つかり、どこを発掘したら発見できたのか、存在している種とどのように比較したか、などといった詳細も必要としている。

Benton氏は「Horner氏による提案が古生物学者に問題を気づかせてくれる重要なものになったが、恐竜の種を再び間違えることが決してなくなることを100パーセント保障されるかどうかというのは私たちにはいまだに分からない」と言う。

このようにUFRでかなり細かなきまりを提示していても間違いを必ず防止できるわけではないのだ。今後、さらなる技術発展とより深い研究によって、間違って分類されていると考える51.7%の種類の恐竜の正しい分類が行える日が来るかもしれない。

(ブイヨン)

Creative Commons License photo credit: epmiali

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