人は見た目が全てってそれどこ情報?どこ情報よー?

:: McDreamy ♥♥♥ ::

人は言葉よりも見た目の方が重要視されるという意見がある。その時の根拠として使われることが多いのがメラビアンの法則だ。

メラビアンの法則とはアメリカの心理学者Albert Mehrabianが1971年に提唱した法則で、態度や表情と発言に矛盾があった時、人はどの情報を重要視するかという事についての説明である。例えばまずい料理を食べた時の感想を聞かれて苦虫を噛み潰したような顔で「おいしかったよ」と言ってもその発言はあまり信じられないし、「僕はやってない!」と言っても目が泳いでたり声が裏返ってたりすると嘘をついてるばれたりする。
この法則は誤解されやすく、一部の極端なセミナーではメラビアンの法則からパフォーマンスの方が内容よりも重要と言われる事もあるが、実はその根拠は全くない

この誤解はMehrabianの行った実験がどの場面でも起こりうると解釈されたからで、実際にメラビアンの法則が顕著に表れるのは発言者がどちらともとれる意味を発信した状況に限られる。なので面接などでは、この法則が大きな影響を与えることはないのだ(大嘘をつかなければ)。さらに、この実験は1対1のコミュニケーションについて行われたものなので、実際の1対多の面接での効果はまだわかってないのだ。

実際にMehrabian本人も「発信者が自分の感情や態度について話している場合を除き、これらの法則は適用されません。」と注意している。コミュニケーション全てにおいてこの法則が成り立つわけではないのだ、ましてや「人は見た目が全て」などただの噂にすぎない。

(櫻井博光)
Creative Commons License photo credit: » Zitona «
■関連リンク
“Silent Messages” — Description and Ordering Information
綿密な計画を立てると上手くいかないのはなぜか | スゴモリ
天は二物を与える、イケ面や美人は高いIQを持つ | スゴモリ
食に関するショックな事実ベスト7 | スゴモリ

Bookmark and Share

関連プロダクトクラウド