ゆでたジャガイモは電池になれるか?

Vegetables have feelings too

小学校の時にジャガイモやレモンで電池を作り豆電球を光らせる実験を見た人は多いだろう。

ただ、これらの電池では出力が少ないため、実験で見せる事はできても商業化には程遠いと思われてきた。しかしYissum develops社によれば、ゆでたジャガイモを使うことで、灯油ランプの6倍も経済的な電池が得られるという。エルサレムのヘブライ大学によると、ゆでたジャガイモに基づいた電池は発展途上国の電気よりも格安のエネルギー源を提供することができるという。彼らの実験では、ゆでたジャガイモ電池は未処理のジャガイモ電池よりも10倍の電力を供給でき、市販の電池の5~50倍ものエネルギーを得られるという、そうすれば数日間もつ電池が作れるというわけだ。

「このようにシンプルかつ自然な方法で電力を提供する能力は、現在電力インフラが欠如している地域での発展途上国の何百万もの人々に文字通りの光と通信をもたらし、利益をもたらす事ができる」とYissumのCEO、Yaacov Michlin氏は主張している。

確かにゆでたジャガイモは良い電池にはなるだろう、しかしいくらジャガイモが世界中で生産されているといっても、将来の食糧不足を考えるとジャガイモ電池が長期的に普及することはないだろう。

Creative Commons License photo credit: hypomaniq

(櫻井博光)

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