ジャンクフードは子供のIQを下げる-ブリストル大学

golden imperialism

このニュースは、健康な食生活を続ける理由が詰まっている。

健康的な食事は、幼児のIQを上げて、子供のADHD(注意欠陥多動性障害)の症状を改善するのを助けることができるようだ。

6年にわたり約4000人の子供たちの食習慣とIQに関するデータを集めたプリストル大学のケイト・ノースストーンの研究チームによると、甘いものやポテトチップスをおやつにされた幼児は、将来IQが低くなるという。また、多く脂肪や砂糖をとっていた3歳の子供は、健康的な食生活を送っていた子供より、5年後に低いIQであることがわかった。果物や野菜を多くとる食生活の8歳の子供もそうでない子供よりIQテストで高い得点をとった。

この研究結果を受けて、英国のスクールフードトラストの研究の責任者であるマイケル・ネルソンは保護者にこう述べた。「子供たちの約23%が肥満の状態で学校に通い始めることを考えると、発育の一部としての健康的な食事が、子供たちに役立つことは明らかです。子供たちが健康的な体重で成長するのに役立つだけでなく、この研究が示しているように、学校でよりよく能力を向上させるのに役立ちます。」

子供のIQを上げる方法を示した研究はこれは初めてではない。叩かれたり、タバコの煙にさらされる子供たちに加え、父親と一緒にいる子供たちは、IQテストにおいて低い得点をとることが判明した。

また、イギリスの臨床医学全般の論文雑誌、『ランセット』で発表された別の研究によると、食事はADHD治療の鍵となることもあり得るという。著者は、ADHDである子供たちには薬での治療を始める前に、食事から特定の食べ物を除くべきだとすすめる。

過去の研究では、ADHDは食べ物のアレルギー反応から生じるというケースもある。
オランダ、アイントホーフェンのADHD研究センターのリンディ・ペルサーとその仲間は、4歳から8歳までの100人のADHDの子供を研究した。そのチームは、制限された食事をとる子供と、その他の通常の健康的な食事をとる子供とにわけた。制限された食事の子供たちの4分3のはふるまいにおいてかなりの改善がみられたが、通常の食事をとった子供たりには改善がみられなかったという。

その研究を導いたオランダのラートボウト大学のJan Buitelaarは、特定の食べ物を除いた食事は、アレルギー反応に関係しない米や水、七面鳥のような白身の肉果物や野菜に制限されるとロイター通信社に話した。

これは薬が過剰処方されるのを恐れる人々には吉報となるだろう。しかしながら、ABCニュースによると小児科医はこの食事とADHDの関係について懐疑的であるようだ。

確かなことは、母親と父親が至る所で子供たちに青野菜を食べさせるのにはいくつかの理由があるということだ。
Creative Commons License photo credit: monkeyc.net
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