危険を検知すると葉の色が変わる植物を開発-コロラド大学

植物は人を癒したり、人の食料として働いていたが、今は人の命でさえ救うかもしれない。

そんな驚きの植物をコロラド大学のMedrod生物学の教授は開発した。この研究は、PloS ONE誌に掲載されている。

この植物は、特定の化学物質に反応して見た目の色が変わる。植物のDNAの中の受容体(レセプター)タンパク質が刺激に反応してテルペノイドと呼ばれる化学物質を放出し葉の表皮を厚くすることで色を変える。要は、植物の防御反応だ。

「植物は走ることができません。外敵から身を隠すこともできません。だから彼らは問題を見つけて、環境に応じて、高度なシステムを作るのです」とMedford教授は言う。

研究者は、この植物の防御機能を操るためにコンピュータープログラムを設計した。これによって、水質、空気汚染物質や爆薬などの化学物質に反応するような受容体となった。

このコンピューターでデザインされた受容体は植物の中で機能するように修正され、近くの土壌、水質汚染、爆発物質を認識する植物細胞壁となる。普段は緑色だが、物質を検出すると先程の仕組みで、葉を白くする。Medford教授によれば、この発見能力は犬のそれと比べて同等以上だという。

この植物を活用すれば、空港などの警備が必要な場所ばかりか、地雷などが除去しきれていない地域で効果を発揮できそうだ。

以下、教授の動画だ。

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