自制心の低い子供は、将来成功しにくい-デューク大学、ロンドン大学

¡JA!

自制心が欠如している子供たちは不健康で財政的にも苦労を強いられそうだ。

PNASに掲載された論文によれば、ノースカロライナ州のデューク大学のAvshalom Caspi、イギリスロンドン大学のTerrie Moffittとその仲間は1972年から1973年に生まれた1000人の子供たちの成長を追った。


チームは、3歳〜15歳とそして18歳、21歳、26歳、32歳にわたって、子供たちの自制心を子供たち(先生や両親に対しても同様)に尋ねて測定した。

その結果、自制心の高い子供はより高いIQとより高い収入を得る傾向があったという。

また、チームは子供の頃に低い自制心を持っていた大人は、肥満や薬物乱用、歯周病、性感染症にかかり易いこともわかった。さらに、彼らは自宅所有者になりにくく、有罪判決をうけがちでもあった。

研究チームは、こうした結果を元に政府に子供たちの自制心を向上する政策方針を取るべきだと主張している。

ただ、この研究に対して反論もあり、フロリダ州立大学のKevin Beaverは懐疑的だ。また、同大学のAlex Piqueroは「人は変わることが出来る」とも言っている。

直感的には、子供の頃優秀だったから大人になっても優秀、子供の頃ダメだったから大人になってもダメだと一概に言えないように感じる。唯一、自分自身のケースは確認できる。自分の胸に手を当て、過去を思い出して現在の状況と比較してみよう。

Creative Commons License photo credit: kirikiri
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