臭いを感知するロボットのどこがすごいか、その仕組みとは

Packed in like sardines

最近は新しい臭い検知ロボットが開発されたと話題になったが、臭い検知ロボットはどこがすごいのだろうか。

私たち人間に対して悪影響を及ぼす化学物質には瞬時に効果が出る物や少量で効果が出る物などもある。また、被災地などでは人が入るには危険な場所や人が入れない場所もある。

そのため検知しようとする人が危険にさらされる事もあり、代わりとなるロボットの必要が高まっているのだ。これまでの検知方法はガスクロマトグラフィーや抗体や半導体を利用した検知方法などがあるが、どの方法もリアルタイムでの検出ができなかったり、コストが高かったり、検知レベルが低いなどの問題もある。

この問題を解決するのが生物の嗅覚などを利用したガスセンサーである。生物の嗅覚は犬などに代表されるように非常に鋭いものがある。そもそも臭いを感じる仕組みは臭いの受容体が化学物質を感知することで起こるが、この一部の動物はこの検知能力が非常に高い。現在利用が考えられているのが昆虫がフェロモンを感じる仕組みで、ごく少量の化学物質でも反応することが期待の理由だ。

この仕組みを使えば火災発見や公害の調査だけでなく、麻薬調査、爆弾、地雷検知などにも役立つ可能性がある。
このように臭い検知ロボットは、様々な場所で活躍する可能性を秘めているのだ。

Creative Commons License photo credit: Don Solo
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国立大学法人 東京農工大学 機械システム工学専攻・学科
Invertebrate Brain Platform – odor_sensor.html

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