メガネがいらない3DのDS、ニンテンドー「3DS」の仕組み

2011年2月26日、2万5千円で発売予定の任天堂のメガネがいらない3DのDS、3DS。20日の今日から予約が開始されたが、裸眼で3Dゲームが楽しめる世界初の携帯ゲーム機として注目され、期待されている。多くの家電量販店やAmazonなどでは品切れ、その人気の高さが既にうかがえる。

そもそも、3DSはどうやってメガネなしで立体視するのだろうか。そのヒントはすでに以前にグラスレス3Dレグザの記事で紹介しているが、詳しくみてみよう。

3DSは上下2つの3.5インチの液晶ディスプレイを搭載している。このうち上画面にシャープの視差バリア方式ワイド3D液晶ディスプレイを採用しているため、立体的なゲームができる。下画面はタッチパネルのため、指紋が付着する可能性が高く、その場合に立体視しにくくなるため2Dのみの表示となる。

では、この視差バリア方式とはなんだろうか。

視差バリアとは別名パララックスバリアとも呼び、表示用液晶の上にバリア液晶を重ね、バリア液晶が右目と左目に異なる映像を届ける。これによって左右の目の見え方の違い、視差が生まれ、立体的に見えるという仕組みだ。

立体視するためには、視力や画面からの距離などを調整しなければいけない。そうした個人差に対応するために、3DSでは「3Dボリューム」を設け、立体深度を調整することを可能にしている。

なお、3DSの3D機能は6歳以下の子供には長時間見せないようにと警告している。成長途中の眼球に悪影響を懸念しているためだ。これは、社団法人電子情報技術産業協会と独立行政法人産業技術総合研究所、3Dコンソーシアムが作成したガイドラインに基づいている。

子供が利用することが想定されている携帯用ゲーム機にこのような警告をされたことに対して、インターネット上で不満を漏らす人も多くみられる。この不満には、バッテリーの持ちが3~5時間と短い事も影響していると推測される。

幼児に対する3D機能をコントロールするために、任天堂は3DSにペアレントコントロール機能を設け、設定したパスワードを入力しないと3D機能が利用できないように(2Dでのみの表示)する対策を行っている。


ニンテンドー3DS専用ソフトとしては、「METAL GEAR SOLID SNAKE EATER」、「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」など多くのキラーソフトが発売予定だ。

また、嵐が出演しているCMのすべてはこちらの公式サイトから閲覧可能だ。

実際の発売までまだ1カ月程度あるが、発売前の話題性を見ると、発売後の反響が今から気になるところだ。

image:PC online
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