フィルタリングソフトは20%の確率で子どもをアダルトサイトから守らない-欧州委員会

子供たちから有害サイトをブロックするために使われるウェブフィルタリングソフトは20%以上の確率で有害コンテンツの検出に失敗すると欧州委員会が発表した。

調査によれば、子供たちにとって有害サイトと呼ばれる自傷自殺サイト、学校裏サイト、アダルトサイト、暴力、出会い系などへ少なくともフィルターを通じても20%アクセス可能であったという。また、イギリスの親のほうが他のEU諸国の親よりも子供を有害情報から守る対策をしていることも明らかになった。

54%のイギリス人の親はペアレンタルコントロールもしくは、他の同等の手段によってウェブサイトの閲覧を制限していると言う。20%以上の対策を講じている国は、アイルランド48%、フランス44%、ネーデルランド36%、オーストラリア33%、イタリア30%、スペイン28%、ドイツ25%、ギリシャ24%など。ヨーロッパでのフィルタリング実施平均が33%だが、イギリス、アイルランド、フランスが大きく平均を上げていることになる。

調査には26のフィルタリングソフトと、3つのゲーム機、2つの携帯電話端末を用いて行われたが、現在市場に出ている僅かな製品でのみウェブ2.0と呼ばれるソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)やブログをフィルタリングできていないこと、そのなかでもゲーム機や携帯電話経由でのアクセスが正常にフィルタリングできるケースがごく少ないことを警告している。

自由なインターネットを保つためにも、親が自主的に子供に対して有害なコンテンツを制限するのは必要なことだ。すべてのモノがインターネットとつながり、コンテンツが爆発的に増えている今だからこそ、インターネットとはどういうものかというリテラシーを親子ともに必要とされているだろう。

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