アメリカ、ヨーロッパで野生動物の大量突然死!?


新年があけたが、野生動物にとってはおめでたくない事ばかりかもしれない、というのもここ1週間野生動物が大量に死ぬ事態が起こっているのだ。

ルイジアナ州では500羽のハゴロモカラスが死に、スウェーデンではコクマルガラス100羽が死んだ。とりわけ凄いのがアーカンソー州で、5000羽のハゴロモカラスやムクドリが死んだだけでなく、8万〜 10万の魚が死んだのが確認されたのだ。しかも死んだ鳥は感染症にかかった形跡などもなかったという。

一見新年そうそう不吉な事件に見えるが、実はこれは普通ではないわけでもないという。
専門家が言うには、毎年多くの鳥が悪天候や病気、建物への衝突、残留農薬の吸入などで死んでいて、今回のケースでは新年を祝う花火の轟音が、鳥をパニック状態にさせたという推測がされている。ではなぜ今回の出来事が奇妙に見えるのか。

カリフォルニア大学デービス校の鳥類生態学者Robert Meese氏によれば、それはたいていの大量死が人の見ていないところでおこるからだと言う。実際2007年の調査では、古文書などに大量死を発見したと記述されているのを発見していて、極端なケースでは20世紀初めに150万羽の渡り鳥が死亡していたそうだ。鳥以外にも、サケなどが定期的に大量死を起こしていて、2002年には気温の上昇で何万匹ものサケがカリフォルニア州北部のクラマス川で死亡したという。

USGS国立野生生物健康センターのPaul Slota氏は「これらの現象に多くの人が驚くが、この悲劇的な出来事は普通の事である事に気付いてほしい」と述べている。

どうやら大量死はそんなに驚くべき事じゃないようだ、しかし現実に原因不明の大量死を遂げているコウモリやミツバチの事を忘れてはいけない。

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