QRコードの仕組み

QRコードを最近どこでも見るようになった。特に携帯電話に関連する広告などには必ずと言っていいほどの確率で載っている。さて、このQRコードとはなんだろうか。

QRコードとは、そもそもQuick Response Codeといい、素早く反応するコードという意味。当初はバーコードにかわる商品管理記号として大手自動車部品メーカーデンソーによって開発された。

バーコードが縦方向の情報の1次元コードであるのに対して、QRコードは縦と横に情報を持つ、2次元コードになっている。そのため、多くのデータを格納できる。データの一例には、数字、文字、記号、他言語に対応している。

QRコードは見た通りに正方形の点で構成されている。縦横21個ずつ並べた初期バージョンと、縦横177ずつ並べたバージョン40(最大23,648ビット)まで40通りの仕様がある。正方形の点の数に比例して格納できる保存量は増えていく仕組みだ。ただ、もちろん縦横の正方形の数に比例してQRコードを表示する表面積は大きくなる。

また、QRコードの3つ角には■の形をした、「切り出しシンボル」と呼ばれるマーカーが置かれており、どこの角度から読み取っても正しく情報が引き出せるようになっている。データは冗長なので、一部が破損している場合などにも他の場所を参照してデータを復元できる機能もある。(7%〜30%の破損に対応)ただし、冗長化させることで、ビット数を消費するため、その分オリジナルで保存できるデータ数は少なくなる。

以外に知られていないが、QRコードは1つのQRコードを分割して最大16分割のQRコードで表現する事も可能だ。つまり、複数のQRコードを読み込む事で、一つのデータを得る事ができる。QRコードを表示する正方形のスペースが足りない場合や細長い場所などに表示するという利用を想定されている。

こうした情報量を多く持ち、データの伝達方法としての有効性を認知されたQRコードは当初想定されていた自動車産業での部品、運送管理システムなどはもちろん、携帯電話にURLを送信するといった利用でも広く活用されている。しかしながら、世界的には利用が進んでいるのは日本のみとなっており、独自の携帯文化が進んだ日本のみに見られる特殊な文化ということになる。

右図は、スゴモリのQRコード。スゴモリは同じURLで携帯3キャリア、各種スマートフォンからも閲覧可能なので、通勤通学中や、寝る前の布団の中などでも読めるぞ。

■関連リンク
QRコードドットコム|QRcode.com|株式会社デンソーウェーブ
QRコード – Wikipedia
バーコード – Wikipedia

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  • リッキー

    しってるー!