NASAが発表したヒ素を食べる細菌は実験上のミスか、噴出する疑問の声

NASAが発表した地球外生命体が存在する可能性を示唆するヒ素を食べる細菌GFAJ-1について、数々の著名な科学者から発表に対して批判が集まっている。

指摘されているのは、発見された細菌はヒ素で増殖するわけではなく、猛毒のヒ素を封じ込めるために増大しているだけではないかということ。

他にも、ヒ素化合物は水に即座に溶け分解するというが、実際にNASAが行った水に浸している実験ではそうならなかった。すなわち、リン酸がDNAをつなぎ合わせていたのではないかということのようだ。

また実験の際に、適切な浄化作業が行われていなかったのではないかという問題も指摘されている。装置に残っていたヒ素が混入し、細菌のDNAにヒ素が取り込まれたという結果になったのではないかとのこと。

これらの指摘から、こうした今回の発表に対して懐疑的な意見が噴出してしまう原因はNASAの十分な裏付けがされていないことに対する怒りかもしれない。NASAは遺伝子学者などから本格的なアドバイスを受けていなかったのではないかとささやかれている。

こうした批判に対応してか、NASAの科学者はGFAJ-1を研究したい研究者に対して、この細菌を配布するとしている。一時的にネット上の科学者達の間では炎上気味になっている話題もしばらくすれば明らかになるだろう。

■関連リンク
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