市場に出回っているのは多剤耐性菌が潜んだ肉、どうすれば?

Matadero Iruya IV
従来の使用されていた治療薬の効果が失われるという、今年大きく話題になった多剤耐性菌だが、病院に近づかなければ問題ないと思っていないだろうか?

その認識は間違い。多剤耐性菌はあなたのお腹から発見されるかもしれないのだ。

以前から、畜産業界は動物を大量に飼育するために家畜が病気で全滅しないよう餌に抗生物質を混ぜている。しかしこの抗生物質が家畜に住んでいるバクテリアに耐性をつけさせてしまうことがあるのだ。事実、20世紀末期から多くの研究者達が抗生物質餌を与えられた家畜からは耐性菌が現れ、しかも人に対して感染することを発見している。

しかし畜産業界の反対も強く、家畜に対して抗生物質を大量に投与することを禁じているのは未だヨーロッパだけであり、市場に出回ってる肉の多くには耐性菌が潜んでいる可能性が高い。では私達はどうすればいいのだろうか?

それは簡単なことで、十分に焼けば問題ない。ほとんどの菌は加熱する事で死滅する、注意しておくべきは手をしっかり洗って手についた耐性菌もちゃんと殺菌しておくことだ。食生活がきちんとしていれば過剰に恐れる必要はないのだ。

Creative Commons License photo credit: zaqi
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食物 -抗生物質漬けの食肉-
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