台風、ハリケーン、サイクロン、意外と知らないその違い
ハリケーン、サイクロン、台風。ニュースなどでは普通に使われるこの言葉、どれも風が強くて雨が降っている嵐のようなものを想像するが、これらの違いとはいったいなんだろうか。答えを先に言ってしまえば、これらはどれも熱帯低気圧を持ち、そういった意味では同じ気象現象だ。
では、その呼び名の違いが出てくる理由はなんだろうか。それは、発生した地域による。画像は、地域による呼称の違いを見やすくしたモノだ。
国際区分では、台風は、太平洋や南シナ海で発生した、最大風速が34ノット (17.2m/s)以上のモノをさす。日本で発生した熱帯低気圧の強いものが台風と呼ばれるのはそういう訳だ。
大西洋北部、太平洋北東部、太平洋北中部、つまりアジア付近以外の太平洋で発生したものをハリケーン(スペイン語で暴風の神が語源)。インド洋北部、インド洋南部、太平洋南部、オーストラリア付近で発生したものをサイクロン。
こういった具合だ。
ちなみに、世界一般的に、日本で台風と呼ぶものやハリケーンはサイクロンに内包される。サイクロンが低気圧全般をさす一般的な俗称だからだ。また、熱帯低気圧と竜巻も力学的には似たような構造になっており、その違いは規模である。熱帯低気圧が100km程度だとすれば台風が100mといった具合である。
photo credit: Owen Zammit
■関連リンク
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・台風 – Wikipedia
・ハリケーン – Wikipedia
・サイクロン – Wikipedia
・電脳くおりあ: 台風とハリケーンとサイクロン
・熱帯低気圧の構造
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