元WikiLeaksメンバーが新たな情報流出サイトを設立か


何人かの元WikiLeaksメンバーの話すところでは、告発者が匿名のまま情報をリーク(流出)させることを可能にする、WikiLeaks同様の新たなサイトが元WikiLeaksメンバーのDaniel Domscheit-Berg氏が今日13日に立ち上げられるとしている。スウェーデン紙「Dagens Nyheter」によればそのサイト名は「OpenLeaks」になるという。

Daniel Domscheit-Berg氏とその仲間ら数人のグループは、WikiLeaks創設者、リーダーで現在イギリスで逮捕されているJulian Assange氏に忠実的でなく、反抗的だと言い渡され、9月にWikiLeaksを去り、新しいサイトを設立するためにメンバーを集めていたとドイツの雑誌「Der Spiegel」に話している。Assange氏はカリスマ性が強く、その性質上メンバーからの反発も大きかったという。

また、WikiLeaksのスポークスマンであるKristinn Hrafnsson氏が米ウォールストリートジャーナルの取材には、技術者がさらに数人Daniel Domscheit-Berg氏のグループに引き抜かれたことも認めている。また、彼は、WikiLeaksのような組織がいくつも生まれることをよいと思っているとも話した。

匿名の情報によれば、新しいグループでは、WikiLeaksの競合となれるよう努力すると同時に、新しい技術を投入することを検討しているようだと話している。もちろん、公式では何も話されていないのでどのような技術が現れるのかということは未知数だ。

しかし、その技術というのは、文書を直接ホストすることではなく、間接的にメディアが情報にアクセス、編集、公開できるシステムのようだ。私は、いわゆるWikipediaのようなものを想像する。そのため、サイト側が意図した政治的意見や主張は反映されず、中立的な情報発信の形が実現できるのではないかということだ。

新しいメディアの形を考えるきっかけになり、大きく話題になったこの機密情報の流出問題。今後どのような展開を見せるのか、目が離せない。

■関連リンク
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・Amaozn:Wikileaks
WikiLeaks defectors working on alternative whistleblower site
WikiLeaksから派生した新サイト『OpenLeaks』 | WIRED VISION
WikiLeaks – Wikipedia

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