2010年ロボット大賞を受賞したのはトヨタの省エネ産業ロボット

経済産業省が主催するロボット大賞。ロボット技術というのは新しい分野と統合することで生み出されれるものだが、ロボット技術が進んでいる日本の技術の可能性をより探ろうというのがこのロボット大賞だ。

今主流のロボットは大きく分けて、介護ロボットなどのサービス型と組み立てロボットなどの産業型である。大賞を受賞したのはトヨタが開発した自動車工場で使われる産業ロボットだ。

このロボットのすごいところは省エネだということだ。1500ワットを超える場合、安全面の都合から人間はロボットの隣に保護柵なくして立てないが、このロボットは80ワットで駆動する。ばねを利用することで、電力を使わずしてパワーを生む。こうした仕組みによって工場などでも人間が隣にたって作業することが可能で、生産性の向上と生産方法の応用が期待される。この点が評価されての受賞となった。

他に興味をひくものとして、イチゴ収穫ロボットをあげよう。
ちょっと気が抜けてしまう名前だが、技術的にはだいぶすごい。


ハウス内に栽培されているイチゴに対して、イチゴとイチゴの間の通路にロボットを配置する。ロボットはイチゴを縦横奥行きの3次元的にとらえ、色や熟度を画像認識し、果肉を傷つけないように果実部分のみを切断して収穫する。農家の作業をとてつもなく軽減し生産性を大幅に向上させている。

生産性が向上するのはいいことだが、人間とのすみ分けを考える必要がある。人間の雇用機会を失うことにつながるからだ。うまく人間の力でもある文化的な活動を支援するような未来を望む。

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ロボット大賞| ROBOT AWARD

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