北朝鮮が韓国に砲撃。はたしてその爆弾の種類とは?


韓国と北朝鮮の間に位置するヨンピョンド島(韓国領)に北朝鮮から複数の砲撃を受けた。北朝鮮がアメリカの科学者に対して核へ転用可能なウラン濃縮施設を公開し、緊張が高まっていた中の事件で、韓国メディアは砲撃事件一色になっている。戦争にも発展しかねない事件だ。

さて、北朝鮮が放った砲撃はいったいなんだろうか。
多くのニュースメディアによると、北朝鮮が放った砲弾は着弾後、すぐに火があがり、火事になっているという。写真からは黒煙がうかがえる。特にヨンピョンド島における軍事施設を中心的に攻撃されているという。また、一般市民曰く、防空壕が爆発し、安全地帯がないという。

こうした被害を起こす爆弾の種類として、一般的なもので以下があげられる。

焼夷弾

攻撃対象を焼き払う目的で作られて爆弾で、内部の焼夷剤といわれる可燃性の液体に火が付き、火災を起こす。
以前紹介した、テルミット反応を利用した焼夷弾もある。

クラスター爆弾

クラスター爆弾とは、小さな爆弾を一つのパッケージにして射出。空中で炸裂することで子弾を散布し、多数の小規模の爆発を引き起こす。報道によると、こうした状況は伝えられていないので可能性は低いが、ゼロではない。(ちなみに、クラスター爆弾は不発弾が戦争後も地中に残るということもあり、現在クラスター爆弾禁止条例に参加することが推奨されている。しかし、中国、ロシア、北朝鮮、韓国、台湾はクラスター爆弾禁止条例に署名していない。また、北朝鮮はクラスター爆弾を製造していることも明らかになっており、このタイプの爆薬が使われている可能性がある。)
韓国人市民から島が火の海に見えるという話もあるが、クラスター爆弾による火災の極端に早い広がりがそういった表現をさせた可能性がある。

地中貫通爆弾

地表および防空壕天井を貫通した後に炸薬が爆発するようにつくられている。市民の言う防空壕が爆発していることを考えると、このタイプの爆弾が使用された可能性がある。これはもともと防空壕対策として開発された経緯があるからだ。

■関連リンク
・Amazon:Call of Duty: Black Ops(輸入版:北米・アジア)
地中貫通爆弾 – Wikipedia
クラスター爆弾 – Wikipedia
焼夷弾 – Wikipedia

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