なぜトマトは赤いのか?その仕組みを覗いてみよう

小番茄

トマトはなぜ赤いのかという問いは哲学的な問いに聞こえるかもしれない。しかし今回考えるのは、単純に子供の頃に思った疑問である。”なぜトマトが人間の目には赤く見えるのか”というものだ。

Full spectrum

高等学校までの教育を受けているならば、大体予想はつくだろう。光のスペクトルに関係している。
トマトには、カロテノイド系色素のリコピンが含まれている。このカロテノイドはポリエン構造をしているのだが、これが長くなると青い光を吸収して、赤と緑のスペクトルを反射するようになるこの時は黄色だ。さらに長くなると、緑も吸収するようになり、最終的に赤く見えるのだ。これは、実際にトマトを栽培していれば身が青から赤にかわる様子を観察できる。

リコピンが、光のスペクトクルを吸収し、赤の色のスペクトクルのみを反射するから「トマトは赤い」のだ。

Fruit Splash

ところで、植物には熟すと赤くなるものが多い。これは、赤い色が鳥や動物に見つけやすい目立つ色だからという話がある。鳥が実をつつき地面に落とし、種を遠い場所まで広げ、繁栄しようという発想だ。

ちなみに、リコピンは体によいと言われている。例えば、リコピンの抗酸化作用はビタミンEの100倍、ベータカロチンと比べても2倍強い。また、同時に細胞のがん化を防ぐ役割をもつ遺伝子を活性化する機能があるからだ。さらにさらに、最近の研究では、しわや皮膚がんの原因となる紫外線のダメージから肌を保護する効果もあると言われ、いいことづくめのようにも聞こえる。

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